死亡事故発生の伝記映画、モデルが製作中止を求めて提訴
今年2月の撮影中に死亡事故が発生したオールマン・ブラザーズ・バンドのグレッグ・オールマンの伝記映画『ミッドナイト・ライダー(原題) / Midnight Rider』の製作中止を求め、モデルのグレッグが同作のプロデューサーを提訴したことが明らかになった。The Hollywood Reporterが報じた。
グレッグは先月末、ジョージア州の裁判所に訴状を提出。それによると、自身の伝記の映画化権を売った際、グレッグは「今年2月28日までに主だった撮影を開始すること」「権利料を全額支払うこと」という二つの条件を製作陣に課していたとのこと。
だが、撮影中の2月20日に発生した事故で、カメラアシスタントのサラ・エリザベス・ジョーンズさんが列車にはねられ死亡し、ほかに7人がけがを負ったことに伴い、撮影は休止。現在に至るまで再開されていない。また、権利料についても、まだ全額が支払われていない状態だという。こうしたことを踏まえ、グレッグは製作の中止を求めている。
これに先立ち、グレッグは同作のランドール・ミラー監督に撮影中止を要請する手紙を執筆したことが報じられている。その中でグレッグは死亡事故をきっかけに心境に変化があったことを明かし「被害に遭った方の家族の気持ちを考えると、撮影を再開するのは間違っていると思うようになったのです」と心境を吐露していた。
同作では、主演を務める予定だったウィリアム・ハートも事故後に降板しており、現在のところ、撮影再開の見通しは立っていない。(編集部・福田麗)