スティーヴン・キングの最新短編小説、仏監督ロラン・ブーズローが映画化権取得
作家スティーヴン・キングの最新短編小説「バッド・リトル・キッド(原題) / Bad Little Kid」の映画化権を、ドキュメンタリー映画『ロマン・ポランスキー 初めての告白』などで知られる仏監督ロラン・ブーズローが取得したとThe Hollywood Reporterが伝えた。
ロラン・ブーズロー監督映画『ロマン・ポランスキー 初めての告白』場面写真
本作は、昨年11月にヨーロッパを訪れ歓待を受けたキングが、ヨーロッパのファンのために書き下ろした作品で、3月14日にeブックとしてドイツとフランスでリリースされた。一人の男性を主人公に、彼が亡くした愛する人たちの死に、ある奇妙な少年が関与している事態が描かれる。
これまで、100本以上もの映画のメイキング映像を手掛けていたブーズローは、2011年にはスティーヴン・キングがホラー映画についての見解を語ったドキュメンタリー映画『ア・ナイト・アット・ザ・ムービーズ:ザ・ホラーズ・オブ・スティーヴン・キング(原題) / A Night at the Movies: The Horrors of Stephen King』も製作している。
「バッド・リトル・キッド(原題)」の映画化では、ブーズローがメガホンを取るほか、脚本も手掛ける予定だ。(鯨岡孝子)