ますだおかだ岡田、動けなくて一苦労?『アンパンマン』に声優参加
人気アニメ「アンパンマン」の劇場版最新作『それいけ!アンパンマン りんごぼうやとみんなの願い』で声優を務めるお笑いコンビ・ますだおかだの岡田圭右が8日、都内のスタジオでアフレコ収録を行った。「だんだん(言葉が)体の芯に入ってきたぞぅー」という岡田は「アンパンマンも満点だって言っています」と語るなど、終始ハイテンションで録音に臨んだ。
昨年10月に亡くなった絵本作家・やなせたかしさんが原作を手掛ける劇場版としては、最後となる本作。震災の後、やなせさんがアンパンマンを通して、愛と勇気を届けるために取り掛かった「復興3部作」の完結編だ。美しい島「アップルランド」のりんごが突然毒りんごに変えられてしまい、ふるさととりんごを取り戻すため、島に住むりんごぼうやとアンパンマンが冒険の旅に出る。
岡田は、世界中のりんごを毒りんごに変えようと企む悪い魔女マジョーラの声を担当。「思い入れのある作品ですし、芸能人生の中でも、これはすごいこと。しっかり役づくりをして臨みました」と自信たっぷりに語る一方で、「魔女は女性なので途中からバランスが難しくなってきて。最初はクリス松村さんになり、はるな愛ちゃんから男の大西賢示(はるなの戸籍名)になり、最後はおすぎとピーコさんの声に落ち着きました」と奇妙な役づくりを明かした。
さらに「家に台本を置いていたら、嫁も子供たちも『お父ちゃん、アンパンマンに出るの?』と食いつき方がハンパなくて、家庭がザワついた」といいながら「お笑いは、わたくしの場合、動きが8割。あとは大きな声を出しているだけというのがありますので、声で表現する声優は難しい。でも監督さんからはしっかりOKをいただきました!」と出来栄えをアピールしていた。(取材 / 岸田智)
映画『それいけ!アンパンマン りんごぼうやとみんなの願い』は7月5日より全国公開