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ニコール・キッドマンがグレース・ケリーに!話題の伝記映画は10月公開

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映画『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』より
映画『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』より - (c) 2014 - STONE ANGELS

 ハリウッドで活躍しながら、モナコ大公と結婚した女優グレース・ケリーの伝記映画『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』が10月に全国公開される。グレースを演じるのは、『ムーラン・ルージュ』『めぐりあう時間たち』のニコール・キッドマン。まもなく開幕となる第67回カンヌ国際映画祭のオープニング作品にも選ばれた話題作だ。

 グレース・ケリーといえば、1951年の映画デビュー以降、ハリウッドのトップスターとして君臨していた女優。『裏窓』『ダイヤルMを廻せ!』といったアルフレッド・ヒッチコック作品に出演した後、ビング・クロスビーと共演した1954年の映画『喝采』でアカデミー賞主演女優賞を受賞。だが人気絶頂の最中、モナコのレーニエ公と結婚するため、1956年の『上流社会』を最後に女優業から引退した。

 本作は、世紀の結婚式と呼ばれたグレースとレーニエ公の結婚式から6年がたった1962年を舞台に、モナコの危機を救うために立ち上がったグレースの姿を描いた伝記映画。宮殿のしきたりになじめず、夫からは美しい人形であることを求められた女性が、ハリウッド復帰の誘いに心揺れながらも、完璧な公妃という“役”に挑むさまを追っている。

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 本作の軸となっているのは、フランスのシャルル・ド・ゴール大統領が過酷な課税をモナコに強要し、承諾しなければ「モナコをフランス領にする」という声明を出したという史実。ド・ゴールを含む各国の指導者を招いたパーティーでグレースが行ったスピーチなど、巧みに史実を織り込みながら、美しく、気高く、そして強い一人の女性の姿を浮かび上がらせている。

 監督を務めたのは、『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』のオリヴィエ・ダアン。レーニエ公は『海の上のピアニスト』のティム・ロスが、歌姫マリア・カラスは『carmen.カルメン』のパズ・ヴェガが演じているほか、『フロスト×ニクソン』のフランク・ランジェラなどが脇を固めている。(編集部・福田麗)

映画『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』は10月、TOHOシネマズ有楽座ほか全国公開

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