村上淳に褒められた岡田将生、ジャンプして大喜び!
人気作家・伊坂幸太郎の同名小説を、岡田将生主演で映画化した『オー!ファーザー』の完成披露試写会に、岡田をはじめ、忽那汐里、佐野史郎、河原雅彦、宮川大輔、村上淳、藤井道人監督が出席した。本作は、恋多き母親の四股恋愛の結果、生まれたときから4人の父親たちと奇妙な6人家族の生活を送っている男子高校生(岡田)が、ある日、町でサラリーマンのカバンがすり替えられる現場を目撃したことから、とんでもない事件に巻き込まれていくサスペンスコメディーだ。
個性も経歴もバラバラな4人の父親を演じたのは、佐野、河原、宮川、村上。岡田は「ボケてツッコんでワーワー騒いで。このお父さんたち4人が現場を盛り上げてくださった。この映画の家族も、実際の家族と同じくらい大切なものに思えた」と撮影を振り返った。
ギャンブラーの父・鷹役の河原は「アドリブの演技がすごかった」と一同から賞賛されていたが、河原本人は「でも一切使われてない。監督にメッタ切りにされて、血まみれです」と自虐的な笑い。体育教師の父・勲役の宮川は岡田から「現場では面白いこと全然言わなくて。役に一生懸命。真面目」とバラされ、「何もできない人みたい。そういうこと言わんといて」と赤面していた。
女好きの元ホストの父・葵役の村上が「確かに父親は4人いるけれど、その真ん中に岡田将生という俳優がいて、彼が現場の中心だった。すごく頼もしかった」と真顔で述べると、岡田は「ヤッター! ラッキー!」とジャンプして大喜び。「ほら、今みたいなので胸キュン死する人、この会場にいっぱいいるはずだよ」と村上。終始、和気あいあいとした雰囲気の試写会となった。(取材:岸田智)
映画『オー!ファーザー』は5月24日より角川シネマ新宿ほか全国公開