ラース・フォン・トリアーがホラー映画の脚本を執筆!
映画『ダンサー・イン・ザ・ダーク』などで注目されその後、映画『アンチクライスト』『メランコリア』など数々の衝撃作を生み出してきたラース・フォン・トリアー監督が、ホラー映画の脚本を執筆していることがThe Hollywood Reporterや複数のメディアによって明らかになった。
ラース・フォン・トリアー監督映画『ダンサー・イン・ザ・ダーク』フォトギャラリー
本作は、トリアー監督の母国デンマークの女流監督クリスチャン・レヴリングが企画しているホラー映画『デトロイト(原題) / Detroit』で、数年前からレヴリング監督に勧められ、トリアー監督は脚本を執筆することになったようだ。
さらにレヴリング監督は、今年のカンヌ国際映画祭でマッツ・ミケルセン、エヴァ・グリーン主演の映画『ザ・サルベーション(原題) / The Salvation』を、同映画祭のミッドナイト・スクリーニング・プログラムに出品しており、この作品をプロデュースしたのがトリアー監督のプロダクション、ゼントローパだった。
これまでトリアー監督は、日本では劇場公開されたテレビミニシリーズ『キングダム』でホラーを手掛けており、『アンチクライスト』も本人によるとポルノホラーとしている。また脚本だけを執筆し、自身がメガホンを取らなかった作品には、トマス・ヴィンターベア監督の映画『DEAR WENDY ディア・ウェンディ』がある。ホラー映画の脚本をどのように構成していくのか楽しみだ。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)