大女優ケイト・ブランシェット、ユーモアたっぷりの回答に大盛り上がり!
第67回カンヌ国際映画祭
ドリームワークスの3Dアニメーション最新作『ハウ・トゥ・トレイン・ユア・ドラゴン2(原題) / How to Train Your Dragon 2』が第67回カンヌ国際映画祭で上映され、現地時間16日に記者会見が行われた。会見には監督のディーン・デュボアをはじめ、ケイト・ブランシェット、アメリカ・フェレーラ、ジェイ・バルチェル、ジャイモン・フンスー、ドリームワークス最高経営責任者のジェフリー・カッツェンバーグらが出席した。
本作は2010年に公開されたドリームワークス・アニメーションの3Dアニメ『ヒックとドラゴン』の続編。バイキングの少年・ヒックとドラゴン・トゥースの友情を描く。
会見が始まると記者たちの質問は、ヒックの母親役として本作からの参加となったケイトに集中。オーストラリアで子育てをしながら、ハリウッドで仕事をしているケイトは、母親役について「女性がどのように子育てをしているかということに対して、人はつい裁くような見方をしてしまうことがあると思います。この映画はとても美しく、感情的に、深く描いているんです」と親子の描き方に共感したと話した。
ケイトがジャーナリストたちから愛されている理由の一つは、彼女のユーモアセンスの高さ。この日も「子供たちはオスカー像と遊んでいますか?」と記者が質問すると、「もちろん! 毎日オスカー像を引っ張り出してきては、15分間殴らせているわ」と答えて会場を沸かせた。
またバングラデシュの記者が「ぜひバングラデシュに来て下さい! あなたを招待します!」と熱い思いをケイトにぶつけると、「後で電話番号を教えておくわね!」とすかさず返し、「ドラゴンをトレーニングする方法」という原題の意味にかけて「あなたのドラゴンをトレーニングしてあげるわ」とお色気たっぷりに話し、またもや会場は爆笑の渦に。さらには「これは大人の映画です!」と自分のボケに突っ込むなど絶好調! 司会者も「いつも通り最高の答えをありがとう!」とケイトのサービス精神の高さに脱帽の様子だった。(編集部・森田真帆)