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長澤まさみ、初カンヌで女優業への愛を再確認!さらなる高みへ!

第67回カンヌ国際映画祭

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初カンヌへの思いを語った長澤まさみ
初カンヌへの思いを語った長澤まさみ

 ジョン・ウー監督最新作『太平輪(原題)』のプロモーションのため、第67回カンヌ国際映画祭開催中のフランスに滞在中の長澤まさみが17日(現地時間)、映画祭の感想とともに、本作の撮影を振り返った。

 映画祭初日には、オープニング作品『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』のプレミアでレッドカーペットを歩いた長澤。初参加となったカンヌ映画祭については「コンペティション作品で参加しているわけではないので、いつかは出演者としてレッドカーペットを歩きたい。わたしもこれから頑張ろうって気持ちになりました」と笑顔を見せる。

 あるパーティーでは歌手のアデルに遭遇したといい、「カンヌが初めてだって言ったら、誰だって最初のカンヌを体験しているから大丈夫! って気さくに話してくれたんです」と長澤。「カンヌって、もっと限られた人たちの場所という印象があった」と言うが、実際に体験すると、若手俳優や監督でも歓迎する門戸の広さを感じたという。

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 そんな映画祭の華やかさを体感しながらも、長澤は「パーティーも楽しいけれど、プレミアで映画を観たことで、すごくモチベーションが上がって、映画の現場っていいなって思ったんです。やっぱりわたしは自分の仕事が好きなんだって改めて思いましたね」と意欲を燃やす。

 海外進出を果たした『太平輪(原題)』では、北京と台湾における撮影を経験。共演した金城武からは、現場で多くのことを学んだといい「金城さんは、現場でどんどんお芝居を作っていかれる方でした。中国の撮影スタイルについてなど、たくさんのアドバイスも下さって、とても助かりました」と振り返った。

 小学6年生のころにデビューした長澤。「プライドがないって言ったら変かもしれないけど、自分の役柄や作品の大きさは関係なく、楽しそうだなって思った作品はどんどんやっていきたいですね。今一緒に仕事がしたいのは、李相日監督に三池崇史監督、石井裕也監督、石井克人監督です」と話すその瞳は、真っ直ぐに前を見据えていた。「人はいい時期もあればダメな時期もある。それが経験につながるから、何も無駄はないって思うんです」という彼女は今、現場を重ねるごとに女優として成長を遂げている。カンヌの地は、そんな長澤のモチベーションをさらなる高みへと引き上げたようだ。(編集部・森田真帆)

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