「SHERLOCK」声優の三上哲、カンバーバッチの吹き替えで仕事激増!
BBC製作の人気テレビドラマ「SHERLOCK(シャーロック)」の第3シーズン放送とブルーレイ&DVDの発売を記念し23日、角川シネマ新宿でオールナイト特別上映会が行われ、本作の主人公シャーロック・ホームズを演じるベネディクト・カンバーバッチの吹き替えを担当する声優の三上哲が登壇した。
本作は、21世紀に生きる名探偵シャーロック・ホームズ(カンバーバッチ)とアフガニスタン帰りの元軍医ジョン・ワトソン(マーティン・フリーマン)の活躍を描くドラマシリーズ。この日のイベントでは第1シーズン全話の上映が行われ、会場には上映2時間前から長蛇の列ができ、最終的に約300名のファンが詰めかけた。
三上は第1シーズンのピンク色の吹き替え版台本を手に登壇すると、「ホームズというと古典的なイメージがあったんですが、スタイリッシュだし、スピード感もあるし、推理物なのにシャーロックとジョンの関係など(人間ドラマが)が面白く描かれていて大好きです」と本作を絶賛。
カンバーバッチの吹き替えのポイントについては「とにかくテンション高くいこうと決めていますが、毎回彼が一生懸命やろうとしている芝居を忠実に再現することも心掛けています」と述べ、カンバーバッチの声を担当したことで、仕事が増えたことも笑顔で告白。現在NHK総合で放送中の海外ドラマ「ダウントン・アビー 華麗なる英国貴族の館」のトーマス役も本作での演技が認められての起用となったことを明かした。
イベントでは第1シーズンの予告編を使って、生アフレコも披露。いよいよスタートする第3シーズンについては「(前シリーズから)2年待ちましたからね。早くやりたくて仕方がなかった。現場に入るといつものシャーロックのメンバーがいてうれしかった」とコメント。見どころを問われると「ジョンとの再会が面白いです。人間シャーロックも今回深く描かれています」と話していた。(取材・文:名鹿祥史)
「SHERLOCK(シャーロック)3」はNHK BSプレミアにて5月24日午後9時より放送開始
ブルーレイ&DVDは7月4日発売予定