「ヘルズ・エンジェルス」のサニー・バージャーを中心に描いた映画が始動！

　米国の伝説のオートバイ・クラブ「ヘルズ・エンジェルス」を題材にした映画『ヘルズ・エンジェルス（原題） / Hell's Angels』の製作が本格的に始動していることが明らかになった。Deadlineが報じている。

　本作は、テレビシリーズ「アントラージュ★オレたちのハリウッド」で脚本兼製作総指揮を担当したロブ・ワイスが、FOX 2000のもと企画している作品で、脚本はジェフ・サントスと共同執筆し、さらに監督としてメガホンを取るようだ。そのストーリーは、同クラブの最初のオークランド支部の結成者、サニー・バージャーを中心に、オートバイ・クラブの起源から1969年のローリング・ストーンズ主催のフリー・コンサートで、「ヘルズ・エンジェルス」のメンバーが黒人青年を殺害し、その後同クラブが変化していくまでを描くことになるようだ。

　もともと4年前には、映画『トップガン』の故トニー・スコット監督がサニー・バージャーの自叙伝を基に映画化を進めていたが、彼が2年前に亡くなったことで企画倒れになっていた。だが今作では、当初と内容が変わっているようだが、トニー・スコットの名は、そのままクレジットに残す計画でいるようだ。 （細木信宏/Nobuhiro Hosoki）