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『ゼロ・グラビティ』監督、『シャイニング』前日譚を監督か

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オリジナルの映画『シャイニング』(左) アルフォンソ・キュアロン監督(右)
オリジナルの映画『シャイニング』(左) アルフォンソ・キュアロン監督(右) - Time & Life Pictures / Getty Images Kevin Winter / Getty Images Entertainment / Getty Images

 映画『ゼロ・グラビティ』でアカデミー賞監督賞を受賞したアルフォンソ・キュアロン監督が、スタンリー・キューブリック監督の『シャイニング』の前日譚(たん)を描いた映画『ザ・オーバールック・ホテル(原題) / The Overlook Hotel』の監督オファーを受けたことがEmpireや複数のメディアで明らかになった。

アカデミー賞では7部門受賞!アルフォンソ・キュアロン監督作『ゼロ・グラビティ』場面写真

 『ザ・オーバールック・ホテル(原題)』は、映画『ホワイトハウス・ダウン』の製作者レータ・カログリディスブラッドリー・J・フィッシャーと、映画『ゾディアック』の製作者ジェームズ・ヴァンダービルトがワーナー・ブラザースの下で企画している作品。脚本はテレビシリーズ「ウォーキング・デッド」のグレン・マザラが執筆し、このたびキュアロンが監督のオファーを受けたようだ。

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 キュアロン監督は、映画『ハリー・ポッター』シリーズのスピンオフ、『ファンタスティック・ビースツ・アンド・ホエア・トゥ・ファインド・ゼム(原題) / Fantastic Beasts and Where to Find Them』の監督交渉にも入っており、どの作品でメガホンを取るのかが注目されるところ。

 『シャイニング』は、ホラー小説の巨匠スティーヴン・キングが1977年に執筆した同名小説を巨匠スタンリー・キューブリックが映画化したもの。ジャック・ニコルソンが主演し、山奥のホテルの管理人としてやってきた作家志望の男ジャック・トランスとその家族に訪れる恐怖を描いている。ニコルソンの怪演と、キューブリック監督の秀逸な撮影手法・演出が話題になった。

 『ザ・オーバールック・ホテル(原題)』は、ジャック一家が冬を過ごすホテルの名前からきている。ちなみにジャックの息子ダニーを主人公にしたキングの「シャイニング」の続編は、小説「ドクター・スリープ(原題) / Doctor Sleep」として昨年9月にアメリカで出版されている。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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