三谷幸喜『清須会議』がV2!岡田将生&長澤まさみ共演作も初登場!
週間レンタルランキング
5月26日付のTSUTAYAレンタルDVD / ブルーレイランキングでは、三谷幸喜監督作『清須会議』が2週連続で首位を獲得した。
NHK大河ドラマの脚本も手掛けた三谷監督が、自ら執筆した歴史小説を映画化した時代劇。大泉洋ふんする羽柴秀吉の特徴的な耳やハゲ頭を特殊メイクで再現するなど、俳優たちを戦国武将の肖像画そっくりに変身させた、こだわりの外見も見どころのひとつだ。
2位は先週と同じ『ゼロ・グラビティ』。そして3位には『エンダーのゲーム』が初登場。全国映画動員ランキングでは9位スタートだったが、レンタルでは順位が大幅アップ。異星生命体の攻撃で地球が甚大な被害を受けてから70年後、次なる攻撃に備えて戦闘訓練基地に集められた子供たちの一人、少年エンダーが戦闘の才能を開花させていく。『ヒューゴの不思議な発明』で注目を浴びたエイサ・バターフィールドが主人公エンダーにふんする他、ハリソン・フォードやベン・キングズレーらベテラン勢が脇を固めている。
このほか初登場は、8位の『潔く柔く きよくやわく』。24日から新作『オー!ファーザー』が公開中の岡田将生と、ジョン・ウー監督最新作『太平輪(原題)』のプロモーションのためカンヌ国際映画祭に初参加した長澤まさみ。旬の二人によるラブストーリーだ。高校生のころに両思いだった幼なじみが亡くなり、恋ができなくなった女性(長澤)が、社会人になって知り合った男性(岡田)と新たな恋を育む姿を描く。
11位以下で注目なのは19位『ティンカー・ベルとネバーランドの海賊船』。「ピーター・パン」に登場する妖精ティンカー・ベルを主役にしたシリーズ5作目。劇場未公開作ながら根強い人気でトップ20に入った。
今週のランキングは以下の通り(カッコ内は先週の順位)。
1位『清須会議』(1位)
2位『ゼロ・グラビティ』(2位)
3位『エンダーのゲーム』(初登場)
4位『REDリターンズ』(3位)
5位『そして父になる』(4位)
6位『謝罪の王様』(5位)
7位『ハンガー・ゲーム2』(6位)
8位『潔く柔く きよくやわく』(初登場)
9位『凶悪』(11位)
10位『47RONIN』(7位)
今週はレオナルド・ディカプリオ主演『ウルフ・オブ・ウォールストリート』が28日にレンタル開始となる。『清須会議』の3週連続首位獲得を阻むかに注目したい。(取材・文:相良智弘)