ジブリ最新作『思い出のマーニー』新ポスター&キャラクター画像を一挙公開!
スタジオジブリ最新作『思い出のマーニー』の新ポスターと6名のキャラクター画像が一挙公開された。本作は、イギリスの同名児童書を原作に、美しく広がる北海道の湿地を舞台にしたファンタジー。心を閉ざした少女・杏奈(高月彩良)が“湿っ地屋敷”で金髪の少女マーニー(有村架純)と出会い、ひと夏を共に過ごすさまを、映画『借りぐらしのアリエッティ』の米林宏昌監督が丁寧に描き出す。
今回公開されたポスタービジュアルは、背中合わせで手をつないだ杏奈とマーニーが、雲間から光が差し込む浅瀬でたたずむ姿を捉えたもの。映画のワンシーンではなく、米林監督が本作の世界観を一枚画でデザインした作品だ。
さらに、杏奈を取り巻く登場人物のビジュアルも一挙公開された。杏奈の養母・頼子(松嶋菜々子)、頼子の親戚で、杏奈が夏の間お世話になる大岩セツ(根岸季衣)とその夫・清正(寺島進)、最愛の夫に先立たれて悲しみに暮れる老婦人(森山良子)、“湿っ地屋敷”の意地悪なばあや(吉行和子)、杏奈が憧れる存在で、岸辺で“湿っ地屋敷”の絵を描く久子(黒木瞳)の6名だ。
杏奈を愛しているが故に彼女から愛情を疑われているのではと不安になってしまう頼子や、大らかで何があっても笑い飛ばすような明るさのあるセツ、西村義明プロデューサーが「(寺島と)なにせ、顔がそっくり」と語った清正の表情が印象的なキャラクター画像。老婦人は後ろ姿で顔は見えないものの、西村プロデューサーは「劇中歌が入るシーンがあるのですが、その歌は映画全体を優しく包みこんでくれるような歌であってほしい。その歌と声を考えた時に、森山良子さんが浮かびました」と声を担当する森山が劇中歌を歌うことを明かしている。(編集部・市川遥)
映画『思い出のマーニー』は7月19日より全国公開