「半沢」滝藤賢一、無名塾恩師・仲代達矢と9年ぶり共演！伊藤英明主演ドラマで

　伊藤英明が主演を務めるWOWOW連続ドラマW「罪人の嘘」で、無名塾主宰の仲代達矢と同塾の卒業生でありドラマ「半沢直樹」などで知られる滝藤賢一が、9年ぶりに共演を果たすことがわかった。

　本作は、裁判に勝つためなら手段を選ばない悪名高い弁護士・笠原卓也（伊藤）を主人公としたリーガルサスペンス。彼とは対照的な正義感あふれる人情派弁護士・楠之瀬正志には滝藤がふんする。取材に3年をかけたという本格社会派ドラマの今作で監督を務めるのは、ドラマ初挑戦となる映画『感染列島』などの瀬々敬久。脚本は映画『ヘルタースケルター』の金子ありさが担当し、筒井道隆、中村蒼、松重豊ら演技派俳優が脇を固める。

　殺人容疑で死刑を求刑されていた被告人を無罪にした笠原の元に、羽根田健三（仲代）率いる巨大企業からアレルギー死亡事故の弁護依頼が舞い込んだことで物語はスタート。いつもの調子で原告側を追い詰める笠原だったが、彼の前に児童養護施設で共に育った幼なじみの松本省吾（渋川清彦）やその妹（木村佳乃）が現れ、彼の複雑な過去が明らかになっていく……。

　仲代と会うのも7年ぶりだという滝藤は、「芝居の基礎を骨の髄まで徹底的にたたき込んでいただいた仲代達矢さん。この作品の現場を想像するだけで魂が震えます」と恩師との共演に興奮気味。また「役者人生17年。続けていてよかったなー」と喜びをかみしめていた。

　主演の伊藤は、本ドラマを通して「善悪とは何なのか」について考えたと明かし、「スタッフキャスト一同で真っ向勝負している作品になっています」とドラマへの自信も見せた。また共演者についても「すごく力のある魅力的な方ばかりで、刺激やエネルギーをたくさんもらうことができ、自分の役に厚みを持たせることができました」と語っていた。（編集部・井本早紀）

連続ドラマW「罪人の嘘」は8月31日より毎週日曜よる10：00からWOWOWプライムにて放送（全5話）