ミヒャエル・ハネケ監督の次回作決定!
映画『愛、アムール』でカンヌ国際映画祭のパルムドールだけでなく、アカデミー賞外国語映画賞をも受賞したミヒャエル・ハネケ監督が、次回作に『フラッシュモブ(原題) / Flashmob』を製作することがFilm commentによって明らかになった。
本作は、オーストリアン・フィルム・インスティテュートが製作資金を提供して製作する予定の作品で、そのストーリーは、数人のキャラクターがインターネットでつながり、あるイベントで集まる過程を描いた作品で、メディアと現実の関係を探索していくようだ。さらに、今作では一部の撮影をアメリカで行うようだ。
ちなみに「フラッシュモブ」とは、インターネット上で知り合った人々が、それぞれが申し合わせて公共の場に集まり、突如パフォーマンスを行い、それが済むとすぐに立ち去る行為を指している。
撮影は、おそらく今年の夏に入ると思われる。前作『愛、アムール』で世界中から高い評価を受けたミヒャエル・ハネケの次回作ならば、多くの映画ファンが期待していることは間違いない。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)