綾瀬はるか29歳、制服姿に周囲は「ギリギリだね」
31日、女優の綾瀬はるかが、TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた映画『万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-』初日舞台あいさつに登壇し、フォトセッションではモナ・リザの額縁パネルに収まり、“綾瀬モナ・リザ”として満面の笑顔で初日を祝った。本舞台あいさつには、綾瀬のほか、松坂桃李、初音映莉子、村上弘明、佐藤信介監督も出席した。
美しいモナ・リザに変身し会場を魅了した綾瀬だが、劇中では回想シーンで高校生の制服姿を披露している。佐藤監督が「この作品はモナ・リザの絵画を作るところから始まり、ルーヴル(美術館)での撮影ができるのか、みんなのフランス語が通じるのか、そして(綾瀬演じる)莉子の制服姿は大丈夫なのかといろいろなハードルを全てクリアした作品です」と撮影当時を振り返ると、綾瀬の制服ネタで場内は盛り上がる。
当事者の綾瀬は現在29歳だが、「正直言うと、久しぶりに制服を着ることができてうれしかったのですが、衣装合わせの写真を見て『これはまずい』って思ったんです」と心境を吐露。しかし「現場でみんな『ギリギリだね』とか『隣に実際の女子高生がいたらアウトだね』って言っていましたが、映像で観ると、思っていたよりも良かったかもしれませんよ」とまんざらでもない表情で、自らの制服姿に自信をのぞかせていた。
またイベント中、松坂がネタバレになりそうなシーンを語り始めると、綾瀬は大きな声で「アッ」と叫ぶ。驚いた松坂が「あ、しゃべっちゃいけなかったのか」と口を抑えるが、実は今回は上映後の舞台あいさつだったため、ネタバレは問題なく、勘違いしたのは綾瀬の方。そんな綾瀬の天然ぶりに、会場は大きな笑いに包まれていた。
本作は、松岡圭祐原作のベストセラーミステリー「万能鑑定士Q」シリーズを映画化。天才的な鑑定眼を持つヒロインが、世界的名画「モナ・リザ」に隠された謎に迫る姿を描く。(磯部正和)
映画『万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-』は公開中