黒田勇樹、「仮面ライダー剣」の椿隆之、杉浦タカオら31歳の俳優たちと新ユニット結成を宣言!
今年6年ぶりに舞台復帰を果たした黒田勇樹ら1982年度生まれ、31歳の5人の俳優たちが1日、渋谷区内の某所で行われた新ユニット「サーティワンアイスクリーマーズ制作発表会見」に来場し、ユニット結成を高らかに宣言した。
黒田勇樹、「仮面ライダー剣」の椿隆之、杉浦タカオら 画像ギャラリー
本ユニットには、「仮面ライダー剣(ブレイド)」で仮面ライダーブレイドを演じた椿隆之、また杉浦太陽の弟で、同作劇場版『劇場版 仮面ライダー剣(ブレイド) MISSING ACE[ミッシングエース]』で仮面ライダーランスにふんした杉浦タカオ(旧芸名・杉浦太雄)、同じく仮面ライダーグレイブにふんした黒田という3人がタッグを組んだほか、ウチクリ内倉(ツラヌキ怪賊団団長)、斎藤このむ(激団リジョロ副団長)らが参加している。
ユニット結成が発表された際は「今回の舞台活動をもって、俳優として本格復帰」としてニュース配信されたが、そのことについて黒田は「自分ではまだ踏み切れていないんです」と揺れる心境を吐露。これまで「演技をするのは抵抗がある。もう俳優はやらない」と言い続けてきた彼も、今年1月にゲスト出演をした「ツラヌキ怪賊団」の舞台に出演し、心境の変化があったのだという。
「やってみたら楽しかったんです。演技をしているところを見たいと言ってくれる人も多かったですし。そうしたら何を意固地になっているんだと思って。人を楽しませる仕事なのに、期待されることをしないのはどうなのかと思い始めた。俳優事務所に所属したわけではないので、本格復帰とは言えないとは思いますが、これからはオファーが来たら俳優業もやります」と宣言。団長の内倉も「あの舞台は復帰までのリハビリだったよね」としみじみ。
7月に公演予定の本作では、日本兵の約9割が命を落としたというレイテ島から生還した知人の祖父が残した実在の手帳を基に「命と戦争」というテーマに挑んでいる。実際にその手帳を読んだという黒田は「そこには知らないことがいっぱい書いてあった。映画で観るような兵隊さんとはちょっと違う。手帳に書いてあったことをありのままで見せていく舞台にしたい」と意気込みを語った。(取材・文:壬生智裕)
「サーティワンアイスクリーマーズ公演vol.1 LEYTE! ~祖父のレイテ戦記~」は7月25日~7月27日まで中野の劇場HOPEにて上演(全5公演)