オリヴァー・ストーン、元CIA職員スノーデンの映画を監督!
映画『ブッシュ』『ウォール・ストリート』のオリヴァー・ストーン監督が、元CIA職員エドワード・スノーデンを扱った映画を製作することがDeadline.comや複数のメディアによって明らかになった。
オリヴァー・ストーン監督映画『ウォール・ストリート』フォトギャラリー
本作は、ガーディアン紙のジャーナリスト、ルーク・ハーディングが執筆した原作「スノーデンファイル 地球上で最も追われている男の真実」を基に、映画『ワールド・トレード・センター』のプロデューサー、モリッツ・ボーマンと彼の長年のパートナーのストーン監督が共に製作する予定の作品。ストーン監督は原作の脚色だけでなく、メガホンも取ることになっている。
スノーデンは、NSA(国家安全保障局)による情報収集の実態を暴露した元CIA(中央情報局)職員で、米司法当局により逮捕命令が出されたが、後にロシアに亡命している。
もっともスノーデンを描いた作品は今作だけではなく、映画『007』シリーズのバーバラ・ブロッコリとマイケル・G・ウィルソンも、米ソニー・ピクチャーズのもとグレン・グリーンウォルドの原作「暴露-スノーデンが私に託したファイル-」を映画化することになっている。数々の社会派作品を手掛けてきたストーン監督が、どんな手腕を見せてくれるのか楽しみだ。(細木信宏 / Nobuhiro Hosoki)