yui、3年ぶり映画主題歌!FLOWER FLOWERが橋本愛主演作に4曲書き下ろし
シンガー・ソングライターのyui率いる4人組バンド・FLOWER FLOWERが、橋本愛主演の映画『リトル・フォレスト』の主題歌を担当することが明らかになった。2013年に活動を開始したFLOWER FLOWERにとっては今回が初の映画主題歌であり、同バンドでボーカル&ギターを務めるyuiにとっては2011年の『パラダイス・キス』以来、3年ぶりの映画主題歌となる(当時は「YUI」名義)。
同作は、五十嵐大介の同名人気漫画を原作に、主人公・いち子が東北の山間部にある集落・小森で自給自足の生活をするさまを春夏秋冬の4部作で描く。8月30日より「夏編・秋編」が、来年2月14日より「冬編・春編」が劇場公開される。
本作でプロデューサーを務めるROBOTの守屋圭一郎は、yuiが主演して主題歌を手掛けた2006年の映画『タイヨウのうた』のプロデューサー。本作の「東北の山村でたくましくも自然体で生きる」というテーマが、新たな音楽活動を始めたyuiにリンクするということで、主題歌を依頼したところ、彼女も快諾。春夏秋冬の4部作それぞれのカラーに合わせ、イメージの違う4曲が書き下ろされた。
yuiは作品について「実際に漫画を読んだり、制作途中段階の映像を見させていただいて、自然(四季)と共に生活していく中で、自分を見つめていく主人公の女性を見て、この作品が自分にとっても特別な作品になることを感じました」とシンパシーをあらわにすると、「イメージもすぐに湧き、4部作という初の試みをメンバー一丸となってセッションしながら、楽しく作っていくことができました。ぜひ映像と一緒に聴いていただけたらうれしいです」と主題歌の制作を振り返っている。
一方、守屋プロデューサーはyuiについて「彼女とは『タイヨウのうた』以来の付き合いなのですが、そのころからかわいい外見に似合わない反骨精神のようなものを隠し持っていて常に何かと戦っているような雰囲気がありました」と明かすと、今回のオファーでは細かい注文を付けず、yuiのインスピレーションを尊重したと豪語。「春夏秋冬の4作品それぞれに別の曲を作るというのもyuiちゃん本人からの提案です。ソロ時代とは一味違った新しいyuiちゃんを見られるようなすてきな主題歌になっていると思います」と期待を寄せている。(編集部・福田麗)
映画『リトル・フォレスト 夏編・秋編』は8月30日より全国公開
映画『リトル・フォレスト 冬編・春編』は2015年2月14日より全国公開