浦和レッズ興梠、J初ドキュメンタリー映画は優勝への奮起剤!監督から3月の事件へのメッセージも
5日、Jリーグクラブ初のドキュメンタリー映画『We are REDS!THE MOVIE 開幕までの7日間』の先行上映会がイオンシネマ浦和美園で行われ、映画にも出演している浦和レッドダイヤモンズの興梠慎三選手、山田直輝選手、そして金子陽太と伊藤衆人の両監督が出席した。
浦和レッズ興梠選手、ポップコーン片手に陽気に登場!山田選手も登壇!フォトギャラリー
同作は埼玉県さいたま市を本拠地とする、Jリーグクラブ浦和レッドダイヤモンズの姿を追ったドキュメンタリー映画。前編と後編の2部構成で製作され、前編となる本作では2014年のホーム開幕戦までの1週間を、後編ではシーズン1年間を通して、選手やスタッフ、チームサポーターたちの姿を映し出す。
スタジアムやテレビでは見られないロッカールームや練習風景にカメラが潜入し、選手たちの素の姿が見られるのも大きな見どころ。伊藤監督いわく選手たちと打ち解けるために開幕前のキャンプなどから密着したそうで、山田選手は「カメラを気にせず過ごしていたのでありのままの姿です。普段サポーターの方が見られない裏の部分とかがすごく伝わる映画になっているかなと思うので、そこに注目していただければと思います」と劇中に登場するオフショットの魅力をアピール。
ポップコーン片手に入場し、陽気なキャラクターで会場を盛り上げた興梠選手は、「思ってもみなかったことだったのですごく楽しみにしていました」と映画化の喜びを語り、撮影中の後編について「3、4位じゃなくて、優勝して最高の作品として出来上がれば自分たちもうれしいですし、期待もあると思いますので(映画のおかげで)何が何でも優勝してやろうという気持ちが強くなったんじゃないかと思います」と優勝に向けて気を引き締めた。
また浦和レッドダイヤモンズといえば3月に悲しい事件が起こり、無観客試合の処分を受けたことも。金子監督は「そこは映画というよりも一つのメッセージとして、皆さんが観て、どういうふうに思われるのかという声をまた聞きたい」と映画に込めた思いを語った。(中村好伸)
映画『We are REDS!THE MOVIE 開幕までの7日間』は6月7日より公開
映画『We are REDS!THE MOVIE 1年間の軌跡(仮)』は2015年公開予定