ジャスティン・ビーバー、罪を洗い流す…風呂で洗礼
人種差別発言をしているビデオが2本流出してしまったジャスティン・ビーバーが、罪を洗い流すため、風呂でキリスト教の洗礼を受けたという。
カール・レンツ牧師によると、ジャスティンは先月、人種差別発言ビデオを公開しない見返りとして100万ドルを要求されたらしい。その直後からレンツ牧師はジャスティンに聖書の教えを説いてきたという。ジャスティンは聖書の勉強のほか、礼拝にも出席していたとのこと。ただ洗礼を受けようとした際に、ジャスティンだとばれれば儀式中邪魔が入ることを見越し、それを防ぐことができる教会を探したものの見つからなかったため、ニューヨークの友人宅のお風呂を使ってプライバシーを確保したという。
人種差別騒動後、アッシャー、ウーピー・ゴールドバーグ、マイク・タイソン、ヤング・マネーなど複数の黒人エンターテイナーがジャスティンを擁護している。彼らによると、「ニガー(黒人を指す蔑称)」という言葉を使い、白人至上主義団体「クー・クラックス・クラン(KKK)」に加わるというジョークを飛ばしたジャスティンは人種差別主義者ではなく、世間知らずな14歳の男の子に過ぎなかったとのこと。
デビュー当時からジャスティンの面倒を見てきたアッシャーは、「ジャスティンは若い時から、困難な状況でかじを取ってきた。これまでの彼は必ずしも最も良い選択をしてきたとは言えません。でも、彼が人種差別主義者でないことははっきりと言えます。5年前の彼は世間知らずな子供で、人種差別の言葉が持つマイナスの力と不名誉を理解できていませんでした。今は、最高の自分になれる機会、自分と同じミスを犯さないよう何百万人の子供たちの手本となれる機会を与えられた若者です」とInstagramに掲載している。(BANG Media International)