スーパーモデルがブランド大使のアンチエイジングサプリCM、英で放送禁止に
スーパーモデル、クリスティ・ターリントンがブランド大使を務めるアンチエイジング・サプリメント「イミディーン」のテレビCMが、イギリスで放送禁止となった。
イミディーンは服用するだけで全身の皮膚に効果的に働き、老化を改善すると言われているサプリメントで、大手製薬会社ファイザーが製造している。
しかし、イギリスの広告基準局(ASA)は、広告でうたっている、シワを減らすなどの効果を証明するデータが弱すぎると判断したらしい。ASAの調査によると、治験に参加した女性の多くが、優れた効果はみられないと言っていることから、アンチエイジングをうたったテレビCMは誤解を招きかねないため放送禁止になったという。
クリスティ自身はテレビCMには出演していない。ファイザーはこの規制を受け、テレビCMを編集し直す予定だとW.E.N.N.は報じている。
化粧品関連では、過去にジュリア・ロバーツのランコムの広告が「修正されていて非現実的」との指摘を受け、イギリスでの雑誌掲載が禁止になったほか、ナタリー・ポートマンがモデルを務めたクリスチャン・ディオールのマスカラ広告も、画像修正と誇張表現が問題視され、英誌への掲載を禁止されている。(澤田理沙)