須賀健太、水着姿で舞台あいさつに登壇!前日は全身の毛のお手入れ
俳優の須賀健太が14日、新宿ピカデリーで行われた映画『スイートプールサイド』初日舞台あいさつに、劇中の水着姿で登壇した。この日は女優の荒井萌、松居大悟監督、原作者で漫画家の押見修造も来場した。
毛がないことがコンプレックスの水泳部の男子(須賀健太)と、毛深いことがコンプレックスの女子(刈谷友衣子)の青春模様を描き出した本作。満員の観客を前にした須賀は「僕は4歳からこの世界にいますが、その中でも一番変わった作品。でもいい作品にめぐり会えたと思います」としみじみ。この日は水着姿であり、「今日は見えないところも全部、髪の毛以外は全部そりました。昨日、風呂場で(撮影以来)1年ぶりにそったんですが、だいぶ時間がかかりました。でも、カミソリ負けはしなかったのでよかった。それだけこの作品に掛ける思いがあるということ。気合いを入れてきました!」と力強く語った。
一方、主人公の年彦(須賀)に淡い思いを抱く同級生・麻衣を演じる荒井は「(須賀とは高校の)同級生なんですよ」と切り出すと、「最初は恥ずかしかったですね。キスをせがむシーンがあったりして。(学校での)素の部分しか知らなかったし、仕事をしている時のことは知らなかったから」と述懐。これには須賀も「僕も最初は恥ずかしかったですよ。いつも見られない部分を見られるようで」と明かし、お互い照れていた。
本作は、今年5月にイタリア・ミラノで開催された「WA! JAPAN FILM FESTIVAL」で上映された。その時のことを振り返った松居監督は「同じ映画祭のゲストに(プロサッカー選手の)長友(佑都)選手が来ていたんですが、僕より1つ年下であることに衝撃を受けました」と明かすと、「長友選手は『20代で映画監督なんてすごいですね』と言っていたけど、いやいやあなたの方がすごいですからと思いました。それから一緒に写真を撮った時に、背中にグッと手を当ててくれて。見えないところでうれしかった。スターってすごいなと思って。映画も面白そうですねと言ってくれたんです」と興奮気味に語っていた。(取材・文:壬生智裕)
映画『スイートプールサイド』は全国公開中