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原恵一監督の最新作の新場面写真が公開!仏アニメ映画祭で製作発表会見

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新たに公開された映画『百日紅(さるすべり)』の場面写真
新たに公開された映画『百日紅(さるすべり)』の場面写真 - (C)2014 杉浦日向子・MS.HS/「百日紅」製作委員会

 現地時間11日に原恵一監督の最新作『百日紅(さるすべり)』の製作発表会見が、フランスで開催中のアヌシー国際アニメーション映画祭で行われ、同作の新場面写真も公開された。

映画『百日紅(さるすべり)』場面写真

 会見では、『ももへの手紙』『攻殻機動隊ARISE』シリーズなどで知られ、本作のアニメーション制作を担当しているProduction I.Gのスタッフが登壇。作品の舞台である江戸時代と浮世絵についての説明をはじめとして、登場人物の葛飾北斎とその娘・お栄(後の葛飾応為)や、原作者で漫画家・文筆家の杉浦日向子さんが紹介されたほか、原監督の杉浦さんへの熱い思いが製作の原動力になっていることが伝えられた。

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 さらにさまざまなキャラクターデザインや江戸時代再現の課題として両国橋を実例に美術ボードの一部が披露され、世界初公開となる特別プロモーション映像も流された。登壇したスタッフは「最初観客に北斎は知っていますか? と聞いたのですが8割以上の方がご存じで、あらためて北斎のすごさにびっくりしました」とうれしい驚きを明かしつつ、「この盛況ぶりを、原監督をはじめスタッフにも伝えて、より一層良い作品に仕上がるように頑張りたいと思います」と語っていた。

 今回公開された新場面写真には橋をバックに、毅然(きぜん)とした顔で歩くお栄の姿が。入道雲が浮かんでいることから季節は夏であることがうかがえ、それぞれ異なる青で表現されている空と川の美しさにはすがすがしさも感じられる一枚となっている。『百日紅(さるすべり)』の完成は2014年、日本公開は2015年を予定している。(編集部・井本早紀)

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