フー・ファイターズ、ファンの呼び掛けに応え、ファン独自企画のライブに参加
フー・ファイターズのファンが、インターネット上で資金を集めるクラウドファンディングサイトCrowdtiltを利用して独自に企画していたライブに、フー・ファイターズが参加することを承諾した。
ファンは1998年以来、米バージニア州リッチモンドでライブをしていないフー・ファイターズを、再びリッチモンドに呼ぶことを目的に「Bring Foo Fighters Back to RVA」と題したプロジェクトを開始。ライブの実現のために必要な会場費やバンドへの出演料などの資金を得るため、出資者にはライブのチケットを配布するとして資金提供を呼び掛けていた。もしも同バンドが出演を拒否した場合などライブが実現しなかった際には、出資者にはお金が全額返金される予定となっていた。
このプロジェクトは、地元の企業などの寄付により7万ドル(約700万円・1ドル100円計算)の目標金額を達成。またこの活動を知ったフー・ファイターズが「もうすぐだ……楽しもうぜ」とツイッターでコメント。ファンの気持ちに応えてリッチモンドでライブを行う意思を明らかにした。ライブは年内の開催を予定しているという。
フー・ファイターズの通算8作目となる新作アルバム「ウェイステイング・ライト」は、今秋発売される予定。(編集部・井本早紀)