スピルバーグ、監督次回作がついに決定!トム・ハンクスとの4度目タッグ作
スティーヴン・スピルバーグ監督の次回作が、トム・ハンクス主演の冷戦ドラマ(タイトル未定)に決まった。現地時間16日、配給の米ディズニーが発表した。全米公開は2015年10月16日を予定している。
同作は、冷戦最中の1960年に起こったU-2撃墜事件で、アメリカ人スパイの釈放に貢献した弁護士ジェームズ・ドノヴァンの実話を基にしたドラマ。トム・ハンクスがスピルバーグの監督映画で主演を務めるのは、『プライベート・ライアン』『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』『ターミナル』に続き、4度目となる。また、脚本はジョエル&イーサン・コーエンが執筆する。
スピルバーグにとっては、アカデミー賞に12部門でノミネートされた2012年の映画『リンカーン』以来、3年ぶりとなる監督作。全米公開日となる2015年10月16日はアカデミー賞を見据えたものとなっており、その年の賞レースを引っ張る作品となる可能性は高い。
また、スピルバーグは『チャーリーとチョコレート工場』の原作者として知られるロアルド・ダールの小説「オ・ヤサシ巨人BFG」を映画化することになっており、こちらもディズニーの配給で2016年7月1日に全米公開される予定だ。(編集部・福田麗)