「遊☆戯☆王」新作アニメ映画が製作へ!
コミックはもちろんのこと、アニメやトレーディングカードゲームも人気を博している「遊☆戯☆王」の新作アニメーション映画が製作されることが明らかになった。17日、コナミの海外子会社の4K Media Inc.が米ラスベガスで開催中のLicensing Expoで発表した。
同社によると、新作映画は日本で製作する予定とのこと。シニア・バイス・プレジデントのクリステン・グレイ氏は「熱狂的なファンたちのために、再び『遊☆戯☆王』のキャラクターたちを劇場のスクリーンに登場させることができるのは本当に喜ばしいことです」「この作品は『遊☆戯☆王』ブランドを復活させる重要な作品となり、今後の展開にも大きな意味を持つことになるでしょう」と明かしている。
現在のところ、制作会社や日本国内での展開については未定。ただし、4K Media Inc.は現在、アジア以外の地域での配給会社を探しているといい、日本国外での展開も積極的に行うものとみられる。
「遊☆戯☆王」は1996年から2004年にかけて「週刊少年ジャンプ」で連載されていた高橋和希の漫画。連載中から積極的にメディアミックスが行われており、劇中に登場するカードゲームをモチーフにしたトレーディングカードゲームのシリーズは大ブームを巻き起こした。
また、「遊☆戯☆王」「遊☆戯☆王 デュエルモンスターズ」として2度にわたってアニメ化されたほか、その後もキャラクターや設定を一新したオリジナルアニメシリーズが製作されている。劇場版作品には1999年の『遊☆戯☆王』、全米公開された2004年の『遊☆戯☆王 デュエルモンスターズ 光のピラミッド』、テレビアニメの放送10周年を記念した2009年の『劇場版 遊☆戯☆王 ~超融合! 時空を越えた絆~』がある。(編集部・福田麗)