全米で2014年公開の外国語映画として最大のヒット!インド映画『めぐり逢わせのお弁当』の公開日が決定
全米で2014年公開の外国語映画として最大のヒットを記録しているインド映画『めぐり逢わせのお弁当』の日本公開日が8月9日に決定した。本作は、家庭の台所からできたてのお弁当を集荷してオフィスに届けるという、ムンバイに実在するお弁当配達サービスを題材に、「600万個に一つ」といわれる誤配送によって引き合わされた孤独な男女の交流を描いた感動作だ。
主婦イラ(ニムラト・カウル)が夫の愛情を取り戻すために腕をふるった4段重ねのお弁当が届けられたのは、なぜか早期退職を控えた男やもめのサージャン(『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』のイルファン・カーン)の元。空っぽになった弁当箱に喜ぶも、帰宅した夫の反応がいつもと同じことを不審に思ったイラが翌日のお弁当に手紙を忍ばせたことで、イラとサージャンの交流が始まっていく……。
これまでのいわゆる“ボリウッド映画”のイメージを覆すような洗練された語り口が第66回カンヌ国際映画祭で絶賛され、同映画祭の批評家週間で観客賞を受賞。ヨーロッパでボリウッド映画最大の興行収入記録を打ち立てたほか、全米では今年2月末に公開されると息の長い興行で興収409万4,681ドル(約4億946万8,100円)という、小規模作品としては異例の大ヒットを記録。2014年公開の外国語映画では『ザ・レイド GOKUDO』『グロリアの青春』などを上回り、最大のヒット作となっている。(編集部・市川遥)
映画『めぐり逢わせのお弁当』は8月9日よりシネスイッチ銀座ほか全国公開