『猿の惑星』、ルパンキャストの共演収録!吹き替えファン感涙ものの決定版ブルーレイ登場!
SF映画の金字塔『猿の惑星』(1968)から、アニメ「ルパン三世」でルパン役を務めた山田康雄さんと銭形役の納谷悟朗さん共演の吹き替え版を初収録した、決定版ブルーレイの発売が決定した。往年の映画ファンが慣れ親しんだ貴重な吹き替え音声を収録したブルーレイを扱う、20世紀フォックスのレーベル「吹替の帝王」から9月にリリースされる。
同作は、人間が猿に支配された惑星に降り立った宇宙飛行士たちのサバイバルを描くSF映画。これまで発売されていたDVDなどのソフト版の日本語吹き替えには、チャールトン・ヘストンふんする主人公のテイラーの声を納谷さんが、彼と交流する猿のコーネリアスを富山敬さんが演じるバージョンが収録されていた。
今回発売されるブルーレイではそれに加え、ルパンと銭形の共演が実現した、TBSで放送された「月曜ロードショー」版(テイラー役:納谷悟朗 / コーネリアス役:山田康雄 / ジーラ役:中村メイコ / ゼイウス博士役:熊倉一雄)を初収録。さらに、フジテレビ版「ゴールデン洋画劇場」(納谷悟朗 / 近石真介 / 楠トシエ / 大塚周夫)も初収録した、まさに完全版というべき内容だ。
もちろん、「吹替の帝王」おなじみの特典となっている、縮小サイズの吹き替え台本も、TBS版とフジテレビ版の2冊を封入。さらに、DVD「猿の惑星 <35周年記念アルティメット・エディション>」のみの特典だった映像を初収録した、ファン感涙もののブルーレイとなっている。映画史に残る衝撃的なラストを各バージョンで比較するという、ぜいたくな楽しみ方も可能だ。
くしくも『猿の惑星』シリーズは、1作目の前日譚(たん)となる『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』の続編『猿の惑星:新世紀(ライジング)』の公開が間近。旧シリーズを知らないファンの入門としても、最適なアイテムといえるだろう。(編集部・入倉功一)
「猿の惑星<日本語吹替完全版>コレクターズ・ブルーレイBOX[初回生産限定]」は9月3日発売 価格:6,476円+税