有村架純の初舞台「ジャンヌ・ダルク」、パリ公演も視野
「あまちゃん」でブレイクした女優・有村架純が初舞台ながら主演を務める「ジャンヌ・ダルク」の製作発表会見が24日に都内で行われ、日本公演が成功したら本場パリで公演することも視野に入れていることが明かされた。
同作は、2010年に堀北真希主演で上演された同名舞台の2014年版。わずか19歳でその生涯を閉じたフランス王国の軍人、ジャンヌ・ダルクの生きざまを描く歴史スペクタクルだ。
「わからないことだらけですが、全力でやりたい」と意気込む有村は、秋の公演を前に「今から緊張していて、プレッシャーも感じています。ジャンヌ役がわたしでいいのかという気持ちもありますが、稽古から千秋楽まで、戦士のように戦い続けていきたい」と思いを語り、「初舞台で基礎中の基礎から教えていただかないといけないかもしれませんが、皆さんの演技を盗むくらいの気持ちで食らいついていきたい。前作を超える舞台を作りたい」と宣言。
共演者でフランス王・シャルル7世を演じる東山紀之については「とっても紳士的でストイックなイメージを勝手に持っています」という有村。東山は「彼女のチャレンジに僕らが刺激を受け、その熱がお客さんに伝われば。今回の出演者は怖そうな人ばかりなので、サポートしていきたいと思います」と有村に声を掛けていた。
会見には有村、東山のほか、西岡徳馬、高橋ひとみ、田山涼成、佐藤藍子らも出席した。(取材・文:名鹿祥史)
舞台「ジャンヌ・ダルク」は10月7日~24日まで赤坂ACTシアター、11月15日~18日までオリックス劇場、11月23、24日にKAAT神奈川芸術劇場にて上演