故カート・コバーンさんの娘、早死にへの憧れに苦言
最近のインタビューで「早く死にたい」とコメントし、若くして死ぬ方がすてきだと語った歌手のラナ・デル・レイに対し、故カート・コバーンさんの娘フランシス・ビーン・コバーンが苦言を呈した。
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フランシスが2歳だった1994年に、カートさんは27歳の若さで自殺。軽々しく、死にたいという言葉を口にし、カートさんやエイミー・ワインハウスさんが自分のヒーローだと語ったラナに対し、フランシスは、「ラナ・デル・レイ、若いミュージシャンの死は決してロマンチックではないわ」とツイート。
さらにフランシスは、「父は若くして死んだから、わたしは父がどんな人だったのかを知ることもできない。あなたみたいに、早死にをかっこいいと思う人がいると、そう望む人が出てくるのよ」「決してかっこよくなんかないわ。一度きりしかない人生なんだから、一生懸命に生きて。あなたがうらやましいと思った人たちは人生を無駄にしたのよ。そんな人にならないで」「無駄にするには、才能がありすぎるわ」と立て続けにツイートしている。
これに対し、ラナ自身はコメントをしていないが、彼女のファンがラナを擁護。それを受け、フランシスは決して個人攻撃をしたのではないと釈明している。「わたしはラナに対して敵意はないし、特定の誰かを攻撃しようとしているわけでもない。ただ、自分の経験から、物事を整理してあげたかっただけ」とツイートしている。(BANG Media International)