クローネンバーグ、『スター・ウォーズ』監督をまた断る
『ヴィデオドローム』『ザ・フライ』などのデヴィッド・クローネンバーグが、来年12月公開予定の映画『スター・ウォーズ/エピソード7(仮題)』の続編の監督オファーを断っていたことを明かした。クローネンバーグは1983年の映画『スター・ウォーズ/ジェダイの帰還』でも監督候補に挙がっていた。
『スター・ウォーズ』シリーズは現在、ディズニー製作第1作となる『スター・ウォーズ/エピソード7(仮題)』が『スター・トレック』などで知られるJ・J・エイブラムス監督の下、撮影中。The Hollywood Reporterによると、エイブラムス監督の就任が決まった直後、クローネンバーグにディズニーから電話がかかってきたのだという。
「『スター・ウォーズ』の続編のうちの1本を監督することに興味がないかという電話だったね。僕は『何てこった! もちろんあるよ!』と答える代わりに『あー、申し訳ないけど、他人の作品にはあんまり興味ないんだ』と言ったんだけど。どのあたりまで話が進んでいたのかは知らないけど、話はそれで終わったよ」とクローネンバーグ監督は明かしている。
「エピソード7」の続編にあたる「エピソード8」の監督は『LOOPER/ルーパー』などのライアン・ジョンソンが務めることになったと先週末にスクープされたばかり。『ジェダイの帰還』の時にもかなうことのなかったクローネンバーグによる『スター・ウォーズ』新作は、今度も実現には至らなかったようだ。(編集部・福田麗)