『そして父になる』米リメイク、『アバウト・ア・ボーイ』の兄弟監督が脚色か
昨年の第66回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞した映画『そして父になる』のハリウッドリメイク作品で、『アバウト・ア・ボーイ』の監督としても知られるポール・ワイツとクリス・ワイツ兄弟が脚本家として雇われたと、Varietyが報じた。
本作は、出産の際の子供の取り違えという出来事に遭遇した、2組の家族の愛と絆を追った秀作。リメイク権を獲得した米ドリームワークスによって製作される予定で、日本版のメガホンを取った是枝裕和監督が手掛けた脚本を、映画『アメリカン・パイ』などでも知られるポール&クリス・ワイツ兄弟が脚色するようだ。
オリジナル版には、福山雅治、尾野真千子、真木よう子、リリー・フランキーらが出演していた。キャスティングも含め、米版ではどのような作品にリメイクされるのか、気になるところだ。(編集部・入倉功一、細木信宏 / Nobuhiro Hosoki)