コーエン兄弟の新作で演技派俳優が結集か?
映画『ノーカントリー』、『トゥルー・グリット』などを手掛けたコーエン兄弟の新作『ヘイル・シーザー(原題) / Hail Caesar』で、チャニング・テイタム、ティルダ・スウィントン、レイフ・ファインズが出演交渉に入ったことがVarietyによって明らかになった。
現在上映中!コーエン兄弟監督映画『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』フォトギャラリー
本作は、映画『アンナ・カレーニナ』『ラッシュ/プライドと友情』のエリック・フェルナーとティム・ビーヴァンの製作会社ワーキング・タイトル・フィルムズが、ユニバーサル・ピクチャーズのもと企画している作品で、共同脚本兼監督をコーエン兄弟が担当。キャストには、これまでジョージ・クルーニー、ジョシュ・ブローリンの出演が決定し、今回新たにチャニング・テイタム、ティルダ・スウィントン、レイフ・ファインズが出演交渉に入ったようだ。
今作の舞台は1950年代。映画館に観客を呼び込むハリウッドのドル箱スターのイメージをクリーンなものにするため、ハリウッドのスタジオ(製作・配給会社)が雇った仲介人(私立探偵)を描いた作品だ。
毎作、コーエン兄弟の作品には演技派がそろうが、今回も期待できるキャスト陣になりそうだ。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)