『007』新作、撮影開始に遅れ 脚本のリライトが理由
ダニエル・クレイグとサム・メンデス監督が『007 スカイフォール』に続いてタッグを組む映画『007』シリーズ第24作の撮影開始が、当初予定されていた今年10月から12月へずれ込むことになったとMail Onlineが報じた。
同作の脚本は『グラディエーター』『アビエイター』を手掛け、前作『007 スカイフォール』でも共同脚本家としてクレジットされていたジョン・ローガンが単独で担当。だが、その脚本にゴーサインが出ず、ジョンと共に『007 スカイフォール』の脚本を担当したニール・パーヴィスとロバート・ウェイドが急きょ呼び戻されることになったのだという。
ニールとロバートは、ピアース・ブロスナンがボンドを演じていた1999年の映画『007/ワールド・イズ・ノット・イナフ』から5作連続で脚本家を務めている常連コンビ。二人はローガンの脚本を改稿し、「パンチを加える」ことを求められているとのこと。
関係者は「大事ではありませんが、ちょっとした騒ぎにはなりました」と認めると、最短でも12月の撮影開始になることを明かした。ただし、公開スケジュールに変更はなく、予定通り来年10月23日にイギリスで封切られる予定となっている。
同作は、ジェームズ・ボンドの活躍を描いた映画『007』シリーズ第24作。前作『007 スカイフォール』の直接の続編になるといわれており、同作のサム・メンデス監督が引き続き、メガホンを取る。(編集部・福田麗)