クロエ・モレッツ、『キック・アス3』は実現しない?映画泥棒に苦言
女優のクロエ・グレース・モレッツは、美少女ヒーローのヒット・ガールを演じた出世作『キック・アス』シリーズについて、3作目の制作は期待できないと考えているようだ。
映画『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』フォトギャラリー
現地時間26日、サターン賞の授賞式において、映画『キャリー』の演技で最優秀ヤングパフォーマンス賞を受賞したクロエ。その後、会場でMovies With Butterから『キック・アス』第3弾実現の可能性について聞かれると、「わたしもそうなったらいいと思っているわ」と回答する一方、「きっと楽しいし、素晴らしいものになるわ。実現するかは疑わしいけど、わたしはやりたい」と語ったという。
クロエは、シリーズ2作目の『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』の興行成績が芳しくなかったことから、3作目実現が難しいと考えているようだ。同作の世界興収は6,079万5,985ドル(約60億7,959万8,500円)で、前作『キック・アス』の9,618万8,903ドル(約96億1,889万300円)を下回っている。アメリカ国内においても、およそ2,800万ドル(約28億円)の製作費に対して2,879万5,985ドル(28億7,989万8,500円)の成績に終わった。(数字はBox Office Mojo調べ・1ドル100円計算)
その上で「もしファンのみんなが3作目を望むなら、チケットを買って映画館に行って」とクロエ。また、違法ダウンロードも売り上げに影響を及ぼしていると考えているようで「もし好きな映画の2作目、3作目、4作目、5作目が作られてほしければ、チケットを買いに行って。盗むのはナシよ」とクギを刺したという。(編集部・入倉功一)