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有村架純、舞台あいさつで感極まり涙…ジブリ新作への思い明かす

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涙ぐむ有村架純
涙ぐむ有村架純

 女優の有村架純が2日、都内で行われた映画『思い出のマーニー』の完成披露試写会に出席。ジブリ作品で声優初挑戦となった思いで感極まり、涙ぐむ一幕があった。この日は有村と共に本作のWヒロインの声を務めた高月彩良松嶋菜々子寺島進根岸季衣森山良子黒木瞳、そして主題歌を担当したプリシラ・アーン、米林宏昌監督らが華やかな浴衣姿で登壇した。

浴衣姿の有村架純が涙…フォトギャラリー

 高畑勲宮崎駿の両巨匠が一切関わっていないスタジオジブリ初の長編アニメーション映画となった本作。イギリスの児童文学を原作に、心を閉ざした少女・杏奈(高月)が金髪の少女・マーニー(有村)と出会い、ひと夏を過ごすうちに変わっていくさまを描く。有村は「オーディションに受かった日から本当に楽しみで、ドキドキワクワクしていましたが、収録をした日から今日まで、(ジブリ作品に参加しているという)実感が湧かなくて……」と語ると、感極まって言葉に詰まってしまう。

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 それでも声を振り絞るように、「すごく今……、本当に今、声優も初めて挑戦させてもらったので、自分の中でもすごく不安があったけれども、ここに立てることをうれしく思うし、杏奈役が高月さんで本当によかったと思います」と涙声でコメント。そこで気持ちを落ち着けた有村は「収録は杏奈(高月)と一緒でしたが、杏奈が隣にいたからこそ、マーニーを演じることができました。本当にこの作品に感動して涙してしまいました。1度とは言わずに、また映画館で観てもらえたらうれしいです」とあいさつ。観客からは大きな拍手が贈られた。

 一方、この日はジブリ初の英語主題歌「Fine On The Outside」を歌うプリシラ・アーンも来場。映画を観たばかりの観客は、エンドロールで流れていた同曲を生で聴けるとあって大喜び。優しいギターの音色に合わせた透明感あふれる歌声が会場に響き渡った。高月は「すごく優しい歌声。1回聴いただけで耳に残るメロディー」、有村も「今日初めて生で聴きましたが、こんなにも心地いい歌声で、すごく癒やされて。優しい気持ちにさせてくれる歌だなと思いました」と感激の表情を見せた。(取材・文:壬生智裕)

映画『思い出のマーニー』は7月19日より全国公開

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