アンジー監督作のモデルとなったルイス・ザンペリーニさん死去 97歳
アンジェリーナ・ジョリーの監督2作目となる映画『アンブロークン(原題) / Unbroken』の主人公のモデルとなった、ルイス・ザンペリーニさんが肺炎のため亡くなった。97歳だった。Deadline.comなどが伝えた。
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ルイスさんは、陸上選手として1936年のベルリン・オリンピックに出場し、アメリカ空軍に入隊。乗っていた飛行機が墜落して太平洋を47日間漂流した後、たどり着いたクェゼリン島で日本軍の捕虜となった人物だ。
本作は、作家ローラ・ヒレンブランドの小説「Unbroken: A World War II Story of Survival, Resilence, and Redemption(原題)」を基に、コーエン兄弟が脚本を書いた作品。ルイス役を『ユナイテッド -ミュンヘンの悲劇-』のジャック・オコンネルが、捕虜のリーダー役を映画『トロン:レガシー』や『オン・ザ・ロード』のギャレット・ヘドランドが演じる。
アンジェリーナはルイスさんの死について、「言葉では言い表せない喪失感があります。彼を知ったことは、私たちの人生を豊かにしてくれました。もう彼に会えないのが寂しいです」とコメントしている。
『アンブロークン(原題)』は、2014年12月25日に全米公開予定。(細木信宏/Nobiuhiro Hosoki)