『パシフィック・リム』続編、1作目とはかなり違った作品に!デル・トロが明かす
映画『パシフィック・リム』のギレルモ・デル・トロ監督が、2017年4月7日全米公開予定の続編は、1作目とは「かなり違った作品になる」とWSJに明かした。『パシフィック・リム』は、深海から突如現れたKAIJU(怪獣)を倒すべく、人型巨大兵器イェーガーに乗り込んだ世界各国のパイロットたちの戦いを描いたSFアクションだ。
現在、『X-MEN:ファイナル ディシジョン』などの脚本家ザック・ペンと前作を一新するようなアイデアを出し合っているというデル・トロ監督は、「2作目のラストには、観客はこの2本の映画がそれぞれに独立したものだってわかるんじゃないかな。かなり違っているんだよ。楽しいスペクタクルである点は前作と同じにしたいけどね。でも、2本の映画の方向性というのはかなり違ったものになるよ」と前作と続編の違いを強調。
続編の公開日を発表した際には「ローリー、マコ、ニュートン、ゴーマンといった愛すべきキャラクターも登場する予定だ。もしかしたら、ハンニバル・チャウでさえもね」と語っていたデル・トロ監督だが、新キャラクターについては前作を踏襲し、国籍、性別に関係なく冒険に身を投じさせたいとのこと。「何人か新しいキャラクターが登場することになる。願わくは、1作目で生き残ったみんなと仲良くやってほしいね」と笑った。
8月にはポスターからセットまで、映画の全てをデザインをする作業に入ることも明かしたデル・トロ監督。「核となるチームと一緒に大体6か月かけて(人型巨大兵器)イェーガーとKAIJUのデザインをするよ。僕達はいくつかの新しいイェーガーとたくさんの新しいKAIJUを生み出すんだ」と意気込んでいる。続編ではどんなデザインのイェーガー、そして怪獣が登場するのか、3年後の完成を楽しみに待ちたい。(編集部・市川遥)