AKB48渡辺麻友、新エースとして目指すは団結力!
アニメーション映画『ポケモン・ザ・ムービー XY/破壊の繭とディアンシー』と同時上映される短編アニメ『ピカチュウ、これなんのカギ?』のナレーターを務めた渡辺麻友が、アフレコでの苦労話や、AKB48の新センターとしての意気込みを語った。
ピカチュウと仲間のポケモンたちが繰り広げる不思議な冒険を描く本作。ほぼポケモンの鳴き声だけで進行していくストーリーをナビゲートした渡辺は、「『ピカピカ!』とか『ででん!』」とか、ポケモンたちの言葉ではない会話の中に、わたしの説明のナレーションが入るんです。観てくれる子供たちに言葉でわかりやすく伝えるのが難しかったですね」とアフレコの苦労を打ち明ける。
また、何かを伝えるということについて、「今回のようなアニメのナレーションなら子供たちに伝えられるし、AKBだったら歌やダンスで伝えられる。ただ、伝える側だからこそ立場を理解して、一瞬一瞬を大切に活動していこうと思っています」と断言。さらに最近の自分自身を「総選挙とかやっているせいか、昔より強いイメージで見られることが増えました(笑)。確かに、AKBでいろんな経験をして、つらいことやキツいことも乗り越えて、肉体的にも精神的にも強くなっていると思います」と自己分析。そのりんとしたまなざしから、確固とした意志と責任感がうかがえる。
AKB48第6回選抜総選挙でエースの座を射止めた今は、「よりグループとして団結していきたい」と目指す方向性も明確だ。「これまでグループの顔として活躍されてきた大島優子ちゃんが卒業されて、その穴を埋めるのは大変だと思いますが、残されたわたしたちがしっかりと団結して、次のステージを目指したい。総選挙で1位を取らせていただいたからには、メンバーを引っ張っていきたいです」と晴れやかな表情を見せる彼女から、今後も目が離せそうにない。(取材・文:斉藤由紀子)
映画『ポケモン・ザ・ムービー XY/破壊の繭とディアンシー』『ピカチュウ、これなんのカギ?』は全国公開中