レミオロメン藤巻、主題歌提供は故郷・山梨県への恩返し!『太陽の坐る場所』完成報告会で生歌披露
山梨県・甲府駅で行われた映画『太陽の坐る場所』完成報告会に、同作に出演する古泉葵、吉田まどか、そして矢崎仁司監督が登壇した。さらにレミオロメンの藤巻亮太がサプライズで登場。藤巻は主題歌となっている「アメンボ」に加え、映画のタイトル“太陽”にちなみ「太陽の下」の2曲を生歌で披露した。
辻村深月の小説を、映画『ストロベリーショートケイクス』の矢崎監督が映画化する本作。ある地方都市を舞台に、同じ名前を持つ対照的な同級生の響子と今日子の青春時代の真実が、大人になった二人が再会することにより明かされていく。響子役を水川あさみ、今日子役を木村文乃が務める。
古泉と吉田はそれぞれ高校時代の響子と今日子を演じており、イベント会場にも劇中衣装の学生服姿で登壇。300人を超えるオーディションで選ばれた二人について、矢崎監督は「選ばれたというより出会ったと言いたいです。順番待ちをしている姿を見て、あ、響子ちゃんだ! とか、今日子ちゃんがいた! と思ったほど。10年後の二人のキョウコを演じた水川さん、木村さんにビジュアル的に似ているというのもあったけど、それ以上の何かを感じました」と惹(ひ)かれるものがあったとコメントした。
ソロとして初の映画主題歌を書き下ろした藤巻は、「監督や原作者の辻村さん同様、山梨出身ということで声を掛けていただいて本当にうれしく思っています。30代になって、故郷である山梨に何か恩返しできれば……という思いが強くなっていたのでこの映画に参加できたことがとてもうれしいですね」と自身の故郷である山梨への愛を明かした。
また曲作りについては「実は、編集中の監督の元に何度かお邪魔していて。監督の思いを参考にさせていただいています。それに、山梨の風景もイメージしながら曲を作り上げていきました」と語っていた。(編集部・井本早紀)
映画『太陽の坐る場所』は9月27日より山梨にて先行公開 10月4日より有楽町スバル座ほか全国公開