名作『黒いオルフェ』がミュージカル化!
1959年公開の映画『黒いオルフェ』がブロードウェイでミュージカル化されることがThe Hollywood Reporterや複数のメディアによって明らかになった。
同ミュージカルは、スティーヴン・バード、アリア・ジョーンズ=ハーヴェイ、ポーラ・マリー・ブラックが手掛ける作品で、ピューリッツァー賞受賞の舞台作家リン・ノッテージが脚本を執筆し、映画『最後の初恋』のジョージ・C・ウルフが舞台監督を務めるようだ。
オリジナルの映画作品は、ギリシア神話のオルフェとユリディスの愛を現代化して、リオのカーニバルを背景に、ブラジルの詩人ヴィニシウス・ヂ・モライスの戯曲「オルフェウ・ダ・コンセイサゥン」を基に、マルセル・カミュ監督が映画化したもの。カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞し、アカデミー賞では外国語映画賞も獲得している。
同ミュージカルでは、オリジナル映画のアントニオ・カルロス・ジョビン、ルイス・ボンファの音楽も含まれるそうだ。はたしてミュージカル版は、どのような作品になるのだろうか? (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)