トム・クルーズ主演作、日本で合計興収1,000億円を突破!アリガトウ、ジャパン!
ハリウッドきってのトップスター、トム・クルーズ主演映画の日本における興行収入の合計が、9日の時点で1,000億円を突破したことが明らかになった。
この数字は宣伝会社の調べによって判明したもの。日本で劇場公開されたトム主演作の累計興収は、昨年の『オブリビオン』公開終了の時点で、27本の合計が約994億円に到達。そして、先週から公開中の最新作『オール・ユー・ニード・イズ・キル』の興収が6億円を超えたことで、生涯興行成績1,000億円を突破したという。(1999年までの作品は配給収入発表を興収に換算)
特筆すべきは、トムがこの数字を、『ミッション:インポッシブル』以外のシリーズものに主演せず、新たな作品に挑戦し続けながら達成したということ。さらに、キャリア初期を除けば、ほぼ全ての作品が興収10億円を突破しており、親日家として知られるトムが、日本の観客からも根強い支持を受けていることがうかがえる。
トムは先日、『オール・ユー・ニード・イズ・キル』プロモーションのため、大阪・福岡・東京を1日で回る弾丸ツアーを敢行。同作のヒットを受けて、日本のファンに「たくさんの方々にご覧いただき、感謝しております。また先日の来日の際は日本のたくさんのファンとお会いすることができて、とても楽しかったです。これまで20回の来日の中でも、大阪、福岡、東京でファンの皆さまに温かく迎えていただいたことは、ボクにとって一生忘れられないものとなりました。皆さんのために作った映画を、一緒に共有できること、非常に幸せを感じております。アリガトウ、ジャパン!」と感謝のメッセージを寄せている。
本作は、作家・桜坂洋の小説をハリウッドで映画化したアクション大作。近未来の地球で、死ぬたびに同じ時間を繰り返すタイムループにとらわれた一人の兵士(トム)が、彼の秘密を理解する女性兵士リタ(エミリー・ブラント)の協力を受け、侵略者を倒すための戦闘技術を身に付けていく姿を描く。(記事中の数字などは宣伝会社調べ)(編集部・入倉功一)
映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル』は全国公開中