ダニエル・ラドクリフ、『ハリポタ』再映画化には気乗りせず…新作は未読
俳優ダニエル・ラドクリフは、このほど新作短編が発表された「ハリー・ポッター」シリーズの再映画化に乗り気でないようだ。
HitFlixによると、J・K・ローリングによる新作短編「Dumbledore's Army Reunites(訳:ダンブルドア軍団再集結)」が発表されたことを報道陣に尋ねられたダニエルは、再びハリー・ポッターを演じることについて「わからないよ。ただ、僕の気持ちとしては『いいえ』だね」と回答。続けて「現時点では仮の話もできないよ。僕はまだローリングが書いたものを読んでいないからね。近々、読む予定だけど」とコメントした。
新作短編の中でハリーは30代になっており、頬には謎の傷あとがあるほか、白髪交じりになっていると描写されている。ダニエルは「僕が聞いているところだと、今回発表された短編は映画化するには短すぎるものらしいね」と語ると、「いずれにしろ、彼(小説の中のハリー)は今の僕より少なくとも12歳は年上なんだろう? だからしばらくの間は、演じるかどうかで気をもむことはないと願っているよ」と心境を明かした。
ダニエルは映画『ハリー・ポッター』シリーズ終了後は、『ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館』『キル・ユア・ダーリン』といった映画作品に出演しており、テレビドラマや舞台でも精力的に活動している。その一方で『ハリポタ』と距離を置いているような発言も多く、現在製作が進められているスピンオフ映画については「言うまでもなく、僕は関わらないよ」と出演を否定している。(編集部・福田麗)