生瀬勝久&中村雅俊、新ドラマで足の引っ張り合い!?
水川あさみが12日、主演を務めるTBSのテレビドラマ「東京スカーレット~警視庁NS係」の舞台あいさつに、共演の生瀬勝久、菅原大吉、近藤公園、キムラ緑子、中村雅俊と共に登壇した。刑事としての使命感に燃えながらもアラサー女子としての現実に悩む主人公・鳴滝杏を演じる水川は、「毎日刺激的で最高に楽しい撮影をしています」と感想を述べた。
水川あさみ主演ドラマ「東京スカーレット~警視庁NS係」舞台あいさつフォトギャラリー
「尊敬する先輩方に囲まれてお芝居ができることは、とても贅沢でうれしい」と喜ぶ水川は、「生瀬さんが毎日アドリブをかけてくるのでそれにどう挑もうか、いつも一生懸命頑張っています」と告白。しかし、それをなぜか無表情でスルーしようとする生瀬は、水川から「(このコメント)ダメ?」と聞かれると「俺まだしゃべる時間じゃないから。俺の時間たっぷり取ってあるから」とつれない態度で笑いを誘った。
生瀬がふんするのは、鳴滝とコンビを組むやさぐれ刑事・阿藤宗介。これまでも多くのドラマで刑事を演じてきた生瀬は、「たくさん出ていると『また生瀬が出ている』というイメージになってしまう」と苦労を語り、「いろいろローンを抱えていますから、生き残りのために何かしら新しいキャラクターをつけなければいけないと思いまして、阿藤宗介に懸けました。まぁ今まで見たことのない生瀬が登場します! 笑いなしです」と声高に決意表明。
そんな生瀬だが、中村から「確かに俺も感じました。普段よりもすごく台詞がゆっくり……。ただそれだけだと思うんです」と突っ込まれてタジタジ。「台詞をゆっくり話すってすごく技術がいるんです。同じ役者でしょ! なんで足の引っ張り合いをするんです!?」と非難すると、「今俺の時間でしょ!」とやり返されて撃沈。丁丁発止のやり取りに会場は爆笑に包まれた。
本作は、捜査一課の刑事だけがつけることを許された赤バッジを胸に、新設されたNS係の面々が東京で起こるさまざまな事件を解決していきながら、そこに関わる人々の心情を浮き彫りにしていく“女性目線”の新しい刑事ドラマ。(取材・文:鶴見菜美子)
テレビドラマ「東京スカーレット~警視庁NS係」は7月15日午後10時よりTBS系にて放送開始