みうらじゅんの性癖から出題!?「日活ロマンポルノ検定」実施決定!
イラストレーターのみうらじゅんが16日、上野オークラ劇場で行われた「第1回 日活ロマンポルノ検定」開催発表報告会に出席し、その詳細を明らかにした。
1970年代から80年代にかけて数々の名作を生み出し、多くの若き才能を輩出した成人映画の作品群「日活ロマンポルノ」の魅力をみうらが紹介する衛星劇場の人気番組「みうらじゅんのグレイト余生映画ショー in 日活ロマンポルノ」のスピンオフ企画として生まれた本イベント。
入門編からマニアックな内容までその出題範囲は幅広く、誰でも気軽に参加できる検定試験型の公開収録イベントとなっている。応募資格は18歳以上で、応募者の中から100名程度が受験できる(応募者多数の場合は抽選)。試験は10月、都内での開催を予定しており、上位入賞者には豪華賞品がその場で授与される予定だ。
白衣姿で現れたみうらは「オープニングから号泣会見はできませんが、今日はもん絶会見になると思います」と号泣会見で話題になった、兵庫県議会の野々村竜太郎元県議を絡めたジョークであいさつ。本検定実施について「お寺検定のイラストを依頼されたときに、なんで日活ロマンポルノ検定がないのかとピンと来た」といい、「良い成績をとっても、何もいいことがないというのがいい。うんちくとか言いたがる世の中ですが、ほぼ使えない無駄なことを知るのが、どれだけ老後の余生に生かされるか。こんなことをやる人ももういないでしょうし、ここでやるしかないと思いました」と意気込みを語った。
気になる出題内容だが、「『海女』シリーズや、谷ナオミさんが出演しているSMシリーズなど、確実に僕の性癖から出題されると思っていただいて大丈夫」とヒントを送るみうら。さらに「主演の女優さんや、監督の名前だけでなく、脇役の男優とかも出題されるかもしれません。この人よく出ているな、というような脇役の人も多いですからね。そういうことを考えると、ずいぶん学問にいくわけですよ。基本は筆記試験なので、森一郎先生の『試験にでる英単語』みたいに、『西村昭五郎(監督)』といった感じで書き写したらどうですかね」と勉強法をアドバイス。世界初となる「日活ロマンポルノ検定」開催に向けて期待をあおった。(取材・文:壬生智裕)
「第1回 日活ロマンポルノ検定」は8月2日より公式サイトにて受験者募集開始