メキシコ湾原油流出事故の映画化作品の監督決定!
映画『マージン・コール』『オール・イズ・ロスト ~最後の手紙~』などを手掛けたJ・C・チャンダー監督が、2010年に起きたメキシコ湾の原油流出事故を題材にした『ディープウォーター・ホライゾン(原題) / Deepwater Horizon』で監督を務めることがDeadline.comや複数メディアによって明らかになった。
J・C・チャンダー監督作『オール・イズ・ロスト ~最後の手紙~』フォトギャラリー
本作は、ライオンズゲート、サミット・エンターテインメント、パーティシパント・メディアが企画している作品。2010年にニューヨーク・タイムズ紙に掲載されたデヴィッド・バーストー、デヴィッド・ロード、ステファニー・ソウルらが執筆した記事「ディープウォーター・ホライゾンズ・ファイナル・アワー / Deepwater Horizon's Final Hour」を基にした映画になるという。
製作は、映画『トランスフォーマー/ロストエイジ』などのロレンツェ・ディボナヴェンチュラとマーク・ヴァーラディアンが担当し、脚本は映画『ワールド・ウォー Z』のマシュー・マイケル・カーナハンが執筆することになっている。そしてこのたび、J・C・チャンダー監督がメガホンを取ることになったようだ。
同事故は、2010年4月20日に沖合掘削請負会社トランスオーシャン社が管理するルイジアナ州ベニス沖の石油掘削施設「ディープウォーター・ホライゾン」で、大きな爆発があり、17人が負傷した事故で、大量の原油がメキシコ湾に流出した。
数々の監督作で注目を浴びているJ・C・チャンダーの演出に期待したい。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)