「Seventeen」専属モデル、ホラーゲーム「零」実写版主演にプレッシャー
17日、人気ホラーゲーム「零」シリーズ最新作 / メディアミックス発表会がラフォーレミュージアム六本木で行われ、同ゲームを実写化した映画『劇場版 零~ゼロ~』で主人公・アヤを演じた中条あやみとクラスメート・ミチ役の森川葵、メガホンを取った安里麻里監督が出席した。
雑誌「Seventeen」の専属モデルとしても活躍中の中条と森川。中条は本作が映画初出演にして初主演だったが、「勝手にプレッシャーを感じております。現場でも毎日監督に怒られながらでしたが楽しく撮影しました」とコメント。謎めいたアヤを演じることについても「(わたしは)クールビューティーとかそういうものじゃないので演じるのが大変でした」と笑顔を見せた。
森川は「全編フィルムで撮ったのできれいな映像が見どころ。たくさんの人に観てほしい」と本作をPR。主演の中条とは現場でも息ぴったりだった様子で、森川について安里監督が「不思議ちゃん」と紹介し、中条がそれを揶揄(やゆ)するような発言をすると、「中条さんほどではないですけど」と気丈にやり返すなど、随所で中条との仲良しトークを披露し会場を和ませていた。
安里監督は「この作品の大切な世界観でもある“美少女ホラー”という点にすごくこだわった。出演者は10代の女の子で、女子校が舞台。女の子の内的な世界を描いたホラーにしようと(原作者の)大塚英志さんと何度もやりとりをした。美しいのに怖いホラーを作りたかった」とコメント。主演の中条についても「彼女しかいないと思った」とその魅力に太鼓判を押していた。
本作は『FATAL FRAME』としてハリウッドでの映画化も決まっており、この日のイベントではハリウッド版のプロデューサーで、『バイオハザード』シリーズを手掛けたサミュエル・ハディダからのビデオレターも紹介。そのほか、ゲーム・小説・コミック等のさまざまなメディアミックス展開が発表された。(取材・文:名鹿祥史)
映画『劇場版 零~ゼロ~』は9月26日より全国公開