ゴン中山、ライダーファンの熱気にビビる
「ゴン」の愛称で親しまれるサッカー元日本代表選手の中山雅史、歌舞伎俳優の片岡愛之助らが19日、丸の内TOEIで行われた『劇場版 仮面ライダー鎧武 サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯!』初日舞台あいさつに出席し、ライダーファンの熱気にタジタジとなった。
Jリーグとの本格コラボレーションによって製作された本作は、究極の力を手にすることができる「黄金の果実」をめぐってライダーたちが前代未聞のサッカー対決を繰り広げることが話題に。この日の会場はライダーファンの熱気で充満しており、キャスト陣が現れると大きな歓声が湧き起こった。
主人公・葛葉紘汰役の佐野岳は満員の客席に向けて、「ここからが鎧武の舞台あいさつだ! 自信を持ってお届けできる作品になりました。今日は最後まで楽しんでください!」とあいさつ。それぞれのキャスト陣が劇中のセリフなどを披露して、観客とのコール&レスポンスを楽しむなど、オープニングにして会場の熱気は早くも最高潮に達したが、そんな様子に中山が「会場の熱さにビビっています」、片岡が「アウェイな感じがします」とタジタジになる一幕も。
とはいえ2人は憧れの『仮面ライダー』への出演に喜びを隠せない様子で、レギュラーキャスト陣もそんな彼らとの共演を楽しんだよう。片岡との共演について佐野が「一緒に演技ができるのがめちゃくちゃうれしかったですね。(片岡の芝居を)裏のモニターでずっと見ていました」と切り出すと、駆紋戒斗役の小林豊も「迫力がビリビリ伝わってくるんです。こちらも負けちゃいられないと思いますよね」と笑顔を見せる。
また、中山からサッカーを教えてもらったという小林。ファンの間では運動神経にちょっぴり難あり、と知られているだけあって、ドヤ顔で「僕はサッカーをやったことがなかったけども、教えていただいて少しずつうまくなっていく実感があった」とコメントする姿に、会場からは拍手とクスクス笑いが起こっていた。(取材・文:壬生智裕)
『劇場版 仮面ライダー鎧武 サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯!』は公開中