『アナ雪』レンタルでも首位を獲得!『風立ちぬ』はジブリ最新作効果で再注目か
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7月21日付けのTSUTAYAレンタルDVD / ブルーレイランキングで、ディズニーアニメ映画『アナと雪の女王』が、先週首位の『劇場版 SPEC~結(クローズ)~ 爻(コウ)ノ篇』を抜いて1位を獲得した。
『アナ雪』もしもの世界が公開!『アナと雪の女王』本編未収録秘蔵映像
触れるものを凍らせる力を持つ姉エルサを助けるため、彼女の妹アナが奮闘するさまを描く本作は、現在日本歴代興行収入ランキングでも3位に輝いている。9日から先行配信されたオンデマンドでは、各サービス事業者のオンデマンド(セル)配信で歴代利用件数記録を更新。16日に発売されたMovieNEXも、予約の時点でミリオンセラーを達成しており、レンタルでも人気が高かったことにも納得だろう。TSUTAYAでは特製シールプレゼントキャンペーンを実施しており、これもレンタル促進に貢献していると思われる。
2位は『劇場版 SPEC~結(クローズ)~ 爻(コウ)ノ篇』、6位は『劇場版 SPEC~結(クローズ)~ 漸(ゼン)ノ篇』。それぞれ先週からワンランクずつダウンしたものの、人気をキープ。「シンプルプラン」「ファティマ第三の予言」などこれまでの謎が解明されていく劇場版2部作では、過去のスペックホルダーらも登場し、完結編にふさわしい壮大なフィナーレを迎えている。3位は先週と同じ『風立ちぬ』。19日から劇場公開されたスタジオジブリ最新作『思い出のマーニー』がメディアで取り上げられていることが、あらためて『風立ちぬ』の注目度アップにつながったと推測される。
4位は先週から2ランクダウンの『ホビット 竜に奪われた王国』。ホビット族のビルボと仲間たちは、巨大なクモの群れに襲われたり、エルフの牢(ろう)に閉じ込められたりとピンチの連続。そして邪竜スマウグとも死闘を繰り広げる。『ロード・オブ・ザ・リング』の人気キャラクター、レゴラスが再登場することもありコアユーザー層の支持を得たようだ。
今週のランキングは以下の通り(カッコ内は先週の順位)。
1位『アナと雪の女王』(初登場)
2位『劇場版 SPEC~結(クローズ)~ 爻(コウ)ノ篇』(1位)
3位『風立ちぬ』(3位)
4位『ホビット 竜に奪われた王国』(2位)
5位『トリック劇場版 ラストステージ』(4位)
6位『劇場版 SPEC~結(クローズ)~ 漸(ゼン)ノ篇』(5位)
7位『大脱出』(8位)
8位『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』(6位)
9位『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(7位)
10位『ロボコップ』(9位)
今週は23日に大ヒット作『永遠の0』がレンタル開始となる。『アナ雪』がレンタルでも連続首位獲得なるかに注目したい。(取材・文:相良智弘)